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 世界旅行体験記 第33号 2005年3月11日発行 
 第33話 ルーブル美術館2
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 皆さん、こんにちは。
 柳澤です。

 あこがれのルーブル美術館。
 右を見ても左を見ても見事なお宝ばかり。
 
 まずは、1階のリシュリュウ館を訪れました。
 ルーブル美術館はフラッシュをたかなければ写真はOKなので、バシバシ撮影
 してきました。
 タイトルは分かりませんが、見事な名品の数々をご覧いただければと思います。

 「ルーブル美術品1(多分、アフロデイィテ)」
 

 「ルーブル美術品2(奇妙な生物)」
 

 「ルーブル美術品3(ステンドガラス)」
 

 「ルーブル美術品4(盾)」
 
 
 どれも目を見張る名品ばかり。
 次は、世界史の教科書でもおなじみの「ハンムラビ法典」。
 世界最古の法典はメソポタミア美術コーナーに展示されています。
 ハンムラビ法典が見れる! はやる心を落ち着かせながら進みます。

 「ハンムラビ法典」
 

 …すみません、逆光でよく分かりませんね。
 ハンムラビ法典とは石に刻まれた法典なのです。
 ズームアップで見るとよく分かりますが、刻まれた文字は「楔形文字」です。

 「ハンムラビ法典に刻まれた楔形文字」
 

 さぁ、どこに有名な「目には目を、歯には歯を」が書かれているのでしょうね。

 「ズームアップ」
 

 この石碑の上部には二人の人物が描かれています。
 右側の威厳ある椅子に座っている人物がハンムラビ王でしょうか?

 「ハンムラビ王?」
 

 別の石碑には太陽、月、星のマークがありました。
 メソポタミアではこのように星々を表現していたのですね。

 「太陽、月、星」
 

 続いてサルゴン二世のコーナーに向かいます。
 サルゴン二世とは紀元前7世紀のアッシリアの王です。
 その宮殿から出土した遺跡が展示されています。

 「サルゴン二世宮殿」
 

 写真では伝わりにくいかもしれませんが、この像は非常にでっかいのです。
 高さはゆうに4〜5mはあり、見るものを圧倒するスケールです。
 三脚があったら自分をスケールにして大きさをご理解いただけたのにと思いま
 した。

 「サルゴン二世宮殿2」
 

 いろいろな展示物を見ながら、おもしろい文字があったので撮影してみました。
 アルファベットのような絵文字のような不思議な文字です。
 楔形文字も不思議な文字ですが、一度、文字の歴史を勉強してみるのもおもし
 ろいかもしれませんね。

 「不思議な文字」
 

 続いて、古代イラン美術のコーナーに展示されていた「アインガザル像」です。
 この像が何を意味するのは分かりませんが、その目が印象的だったので撮影い
 たしました。
 古代イランというからには紀元前の2千年前の作品なのでしょうね。

 「アインガザル像」
 

 そのまま東方美術とファラオ時代のエジプト美術を見ようとシュリー翼へ向か
 ったのですが…

 なんと、立ち入り禁止になっていました!
 実はルーブル美術館は1日で全ての展示物を見ることができないのです。
 このように、日によって見れない展示物があり、この日もここと、楽しみにし
 ていたナポレオンの戴冠式や自由の女神などのフランス絵画の大作などを見る
 ことができませんでした。

 なので、ルーブル美術館を十二分に楽しむためには2日にわけるくらいの余裕
 が必要かもしれません。

 仕方ないので、二階にある「サモトラケのニケ像」を見に行きました。
 こちらも歴史の教科書に出てくる古代ローマの美術品ですが、人々に勝利を届
 ける勝利の女神としても有名で、今回のアテネオリンピックのメダルにも描か
 れている女神像です。

 「サモトラケのニケ像」
 

 ニケ像は一階と二階をむすぶ踊り場に船に降り立った状態で展示されています。
 顔が失われてしまったのは本当に残念ですが、その躍動感ある姿や今にも飛び
 立とうとしている雰囲気を出している翼は見るものの心を奪います。

 「サモトラケのニケ像(全体像)」
 

 今度は逆方向から撮影してみました。
 本当に素晴らしくもちろん、この場には多くの観光客が集まっていました。

 「サモトラケのニケ像3」
 

 そして、この踊り場からはカルーゼル凱旋門も見れました。
 「カルーゼル凱旋門」
 

 さて、次回はいよいよ世界で最も有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モ
 ナリザ」をご紹介いたします。

 それでは〜

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