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 世界旅行体験記 第36号 2005年5月20日発行
 第36話 エッフェル塔
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 皆さん、こんにちは。
 柳澤です。

 今回はパリを代表するエッフェル塔をご紹介したいと思います。
 19世紀末、フランス革命100周年を記念して、第3回パリ万国博覧会を開催
 することが決定されます。

 その際に、迫り来る20世紀のハイテクのシンボルとしてパリに鉄の記念碑を
 建てようという機運が起こり、あまたの案の中でギュスターヴ・エッフェルの
 設計案が採用されます。

 「エッフェル塔」
 

 しかし、歴史あるパリの街にグロテスクな鉄の塔ができることに対する反発は
 強く、著名な文化人の猛反発によって工事は一時中断されました。

 それでも、20年後に取り壊すという約束のもとに工事は再開され、25ヶ月の
 突貫工事のもと、無事1889年5月6日に公式オープンされました。
 その間無事故だったそうです。

 「エッフェル塔2」
 

 なので、万博終了後、当初約束どおり20年後の1909年にパリ市議会は一旦取
 り壊しの決議がなされます。
 しかし、前後して発明された無線通信に利用できることがわかり、1916年、太
 平洋を越えてアメリカ大陸との交信に成功すると、エッフェル塔の存続が正式
 に決まったそうです。

 「エッフェル塔3」
 

 ところで、エッフェル塔ができた頃の日本は明治維新の真っ只中で、西南の役
 から12年後の出来事。
 当時万博に来た各国の人々は、フランスの最新技術に驚愕し、特に、水圧ポン
 プで作動されたエレベーターで300mもの高さを上れることは人々の話題にな
 り、パリの一般アパートにエレベーターを取り付けることが流行になったそう
 です。

 「エッフェル塔4」
 

 さて、エッフェル塔ですが、万博開始からわずか半年で195万人が上り、建設
 費780万フランの約77%の600万フランを回収、大成功を収めたそうです。

 現在もエレベーターで上れますが、こんな感じです。
 
 「エレベーター」(中央の黄色物体です)
 

 それにしてもエッフェル塔は完成してから110年以上の月日が流れていますが、
 こんなにも緻密に計算されて造られたのか! というほど鉄筋をふんだんに使
 用されています。

 「緻密に計算された鉄筋」
 

 フランスで驚いたのは、空港や有名な観光名所にマシンガンを抱えた軍隊が駐
 在していることです。
 日本では自衛隊が銃を持って渋谷のハチ公前で警備していません。
 そういう意味で純粋なカルチャーショックを受けます。

 「エッフェル塔下のフランス軍」
 

 それにしても高さ276mもあるエッフェル塔は圧巻です。
 特に下から見上げるとちょっと感動物です。
 パリに来たなぁという実感がこみ上げてくる瞬間ですね。

 「見上げるエッフェル塔」
 

 ななめから見てもいいですが、真正面から見上げるのもまた素敵です。
 本当にずーっと眺めていても全然あきませんでした。

 「真正面から眺める」
 

 今度はななめ正面から。
 本当にどこから見ても見とれちゃいます。

 「ななめ正面から眺める」
 

 さて、次回は近くから見たエッフェル塔と凱旋門です。
 それでは〜

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